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ヒップホップの歴史をマンガで知る!【ヒップホップ/ストリート系おすすめマンガ7選!】

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昨今、音楽やファッションなどにより一般化してきたヒップホップ。
私も大好きで、かれこれ20年くらい前から良く聴いております(最近のお気に入りは「SUSHI BOYZ」と「どんぐりず」)。

そんな私がおすすめの『ヒップホップ/ストリート系』漫画を紹介します!

ストリートのカルチャーを描いたものや、ヒップホップ発祥の歴史など、ラップだけでなくカルチャーを描いた作品を紹介しています!

気になったものはぜひ読んでみてください!
※完全に独断と偏見ですので悪しからず

ヒップホップ/ストリート系おすすめ漫画7選

まずヒップホップとは?

最初にまずヒップホップとは?というのをおさらいしておきます。
「そんなもん知っとるわ」という方は読み飛ばしてください!

ヒップホップ (hip hop) は、DJ Kool Hercというジャマイカアメリカ人の若者が1973年にニューヨークのブロンクスで、 パーティーを開いたときに生まれたと言われている。 そのため、レゲエの弟分と言われてる。

80年代には、ヒップホップには三大要素があると言われていた。DJ、ブレイクダンス、グラフィティがその構成要素である。現在ではミュージシャンとしてのMCを加えた四大要素と言われている。ヒップはかっこいい、とんでいる、ホップは跳躍するなどの意味がある。ライターのスティーヴ・ヘイガーは、アフリカ・バンバータの、ラップ音楽やブレイクダンス、グラフィティ・アートを含めた黒人文化をヒップホップとした発言は、ヴィレッジ・ボイスで最初に活字になったものであると主張している。

ヒップホップ=ラップと思われがちですが、むしろ始まりはラップ(MC)は無く、「DJ」「ブレイクダンス」「グラフィティ」だったのですね。

あと、ヒップホップというとスラングも有名ですよね。
チル、サグ、ハスラービーフ、、、最近よく聞くようになりました。
これから紹介する漫画にも良くスラングは出てくるので、知っているとより面白いと思います!

①『少年イン・ザ・フッド』

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紹介

「これは僕のフッド(地元)で起きた映画みたいな本当の話」
(第1話、冒頭より)

団地に住む“何者でもない"少年が、謎のDJやグラフィティライターの同級生に出会い、平凡な日常が鮮やかに塗り変わっていく――。
著者自身の実体験をベースに、'96年と現在という2つの時代を行き交うストーリーにはカルチャーだけではなく、団地、薬物、在留外国人といったシリアスな社会問題も絡んでくる。

『週刊SPA! 』が新たに送る、HIPHOPを取り巻くドキュメンタリー・コミックがここに誕生!

おすすめポイント

・著者の実体験を基に書かれているので、当時の日本のリアルを追体験できる
・所々に遊び心があり、ヒップホップをあまり知らない人からマニアまで楽しめる

まずおすすめするのは『少年イン・ザ・フッド』!
著者の実体験が基なので、当時の雰囲気が生々しく伝わってきます。

ちなみに著者の「SITE」さんは、グラフィティライターとしても活動していたり、ラップグループ「SD JUNKSTA」のメンバーでもあります。

カルチャーに対する圧倒的知識量と遊び心センスは唯一無二で、きっと癖になる人もおおいはず!

現在も連載中なので続きが気になります!

ちなみに著者の方は「Ghetto Hollywood」としてインスタなどのSNSでもよく発信されており、そちらも面白く常にチェックしております。

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②『ヒップホップ家系図

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紹介

米国ワシントン・ポスト紙の"2013年ベストコミック" 米国シアトル・タイムズ紙の"2013年ベスト音楽コミック" SPIN誌の"2013年ベスト音楽本" 等多くの名誉ある年間ランキングに次々と選出!

米国で今最も注目されている若手コミック作家の一人エド・ピスコーが、世界を激変させた米国生まれの偉大なる芸術表現: ヒップホップの世界を描いた。 爆発的に愉快なエンタテイメント性溢れ、まるで百科事典のように詳細に描かれたヒップホップを取り巻くドキュメンタリー・コミック。

『ヒップホップ・ファミリー・トゥリー』(ヒップホップ家系図)の舞台は、サウス・ブロンクスの公園や個人宅の居間に始まり、やがてはヒップホップ・シーンが急激な盛り上がりを見せたナイト・クラブ、レコーディング・スタジオ、そしてラジオ局へと移行していく。ラッパー同士のバトルやライバル関係、パフォーマンス技術の発展、勝者と敗者:自称ヒップホップ"おたく"である著者はその全てをしつようなまでの情熱でもって調べ上げ、裏を取り、愛情を持って描いた。

おすすめポイント

・これを読めばヒップホップの成り立ちが分かる、というくらい濃い内容
・歴史的なスターから裏方まで、大きい出来事から小さい出来事まで、詳細に書かれていてもう百科事典

2作品目は『ヒップホップ家系図』!
ヒップホップのルーツが知りたければこれ!
現在4巻まで出ており、1970'〜1985年までの歴史が描かれています。

著者はアメリカの方で、そのため漫画も日本の作風とはかなり違いますが、とっつきやすいので慣れれば全く問題無し。

歴史が気になっていた方には間違いなくおすすめです!
(発売初期はハードカバーで売っていたのですが、今はかなり手に入り辛くなっており、それを持っているのが少し自慢ですw)

ちなみに著者の「エド・ピスコー」さんは日本の有名なラッパー「PUNPEEパンピー」さんとも親交があるみたいです。

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③『TOKYO TRIBE2

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紹介

2014年に園子温監督により実写映画化され、日本を始め世界を熱狂させた「TOKYOTRIBE」の原作漫画。

ここはあなたの知っている“東京”とは少し違う“トーキョー”。
そこには様々なトライブ(族)が生息している。 ムサシノクニにはムサシノSARU、ブクロにはWU-RONZ、そしてシンヂュクにはHANDS...。

あのシヴヤ暴動から5年――。友情が戦争に変わるとき、新たな街の伝説が生まれる! 

おすすめポイント

・日本のストリートギャングを題材にしており、過激な描写も多く刺激が欲しい人におすすめ
・ヒップホップファッションの参考になる

3作品目は実写映画化もした『TOKYO TRIBE2』です!
映画の題材になっていたり、知名度も高いと思うのであえて『2』を選んでいます。

ストリートギャングの抗争を描いた漫画で、「ヒップホップのカルチャーが分かる!」というよりは、バトルあり、友情あり、エログロありのエンタメ作品です。

ただファッションや、ヒップホップ主人公たちの生き方はヒップホップですし、ヒップホップネタも多いです!
ちなみに著者の井上三太さんはアパレルブランドを立ち上げていたりと、ファッションの方も本業です。

スタイリッシュでオシャレな漫画ですので、気になった方はぜひ読んでみてください!

かく言う私はこの作品に中高生の時に触れましたが、こんな漫画があるのかと驚いたものです。。。
あと田舎者だったので、東京怖すぎるとビビってましたw

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④『イルブロス』

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紹介

ラップ、DJ、ブレイクダンス、そしてグラフィティ。言わずと知れたヒップホップの四大要素だが、これまでグラフィティを正面からとらえた創作物はほとんど存在しなかった。
そこで満を持して、日本のグラフィティアーティストの超重要人物であるMSCのTABOO1によるグラフィティコミックを刊行。
本物のヒップホップアーティスト自身が描いた、これが本物のヒップホップ漫画だ!

おすすめポイント

・著者が活躍するグラフィティアーティストであり、日本のグラフィティシーンがリアルに描かれている

4作品目は『イルブロス』!

著者は「TABOO1」さんで、「MC漢」さんでも有名な「MSCに所属している方です!
そこからもうリアルさが伝わりますよねw

著者自身の体験をベースに描かれており、登場人物も実在の人物がモデルになっている(「MC漢」さんをモデルにしたキャラももちろんいます)ので、MSC」が好きな方はより楽しめると思います!

絵のタッチは独特ですが、独特な世界観と間(ま)が、読んでてクセになってきます!

ちなみに「TABOO1」さんの楽曲で一番好きなのは「禁断の惑星」です。ベタですみません。

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⑤『ライミングマン』

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紹介

累計550万部突破の伝説的コミックス【DMC】完結から7年…。
作者が新たに切り開く【音楽(ラッパー)】マンガ!!!!

売れないラッパーを父に持つ主人公・踏男。ラップを憎む彼が選ぶ未来とは?

青春×ラップ×ギャグ漫画!!!!

おすすめポイント

・ラップの中でも特にフリースタイルを題材にしており、用語の解説もあったりするのでヒップホップ初心者にも優しい
・基本ギャグ漫画なので、堅苦しいことを考えずに読むことができる

5作品目は『ライミングマン』!
全4巻で完結しています!

あの「デトロイト・メタル・シティ」の著者である「若杉公徳」さんの作品です。
そうです、ギャグ満載ですw

基本ギャグ漫画ですが、ラップバトルのシーンはしっかり描かれており、用語解説もあるのでとても読みやすい作品です!

「ヒップホップ=怖い」というイメージもあったりしますが、こちらは普段は冴えない普通の高校生が主人公ですので、共感できるところがある人も多いと思います。

ラップ入門編としてどうぞ!

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⑥『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』

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紹介

同人誌として発行され、売り切れ続出!!!! 6代目『日ペンの美子ちゃん』公式作家によるセルフサンプリング日本語ラップガイド!

テレビ番組『フリースタイルダンジョン』(テレビ朝日系列)でおなじみ!
大ブームの日本語ラップを「どこかで見たことある絵……?」の女の子がおすすめしまくる、Twitterで話題の人気マンガを書籍化。

いとうせいこう」や「スチャダラパー」「キングギドラ」などのレジェンドから、「creepy nuts」や「BAD HOP」「ちゃんみな」などの今ノッてるラッパーまで、ドープなHIP HOPシーンを、6代目「日ペンの美子ちゃん」公式作家がセルフサンプリングしつつ徹底ガイド。

日本語ラップの名盤や歴史を、マニアックな小ネタをはさみつつ、近年のブームから入った初心者にもわかりやすく紹介します。

おすすめポイント

・レジェンドから最近のアーティストまで幅広く、かつ詳細に説明されているので勉強になる
・音楽以外にも映画や雑誌の特集まで取り扱っており勉強になる

6作品目は『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』です!
著者は「服部昇大」さん!

一時期twitterでバズったので知っている方もいるかもしれません。

内容としては、漫画ではあるのですが、どちらかというともうディスクガイドですw

マニアックであり、独自の視点ではありますがしっかりとラップミュージックへのリスペクトも感じる、とても良い作品です!

新旧の聴くべき日本語ラップを知りたいという方には断然おすすめです!

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⑦『とんかつDJアゲ太郎

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紹介

東京・渋谷、その片隅に一軒のとんかつ屋がある。その名も「しぶかつ」。

三代目の揚太郎は、父・揚作のもと、なんとなく見習い修業を続ける毎日だった…。だがある日、とんかつを届けに訪れたクラブで、味わったことのない高揚感をおぼえる。そして伝説のDJとの出会いが、彼を本気にさせた。

「とんかつもフロアもアゲられる男になりたい!」――これは、とんかつDJとして踏み出した少年の青春物語である。

おすすめポイント

・DJを題材にしており、用語なども出てきて知ることができるが、作品自体はゆるいので読みやすい
・トンカツが食べたくなる

最後に紹介するのは『とんかつDJアゲ太郎』です!
著者は「小山ゆうじろう」さん、 企画・原案が「イーピャオ」さんとなります。

連載当時も話題であり、実写映画化もされたので皆さんも知っている漫画だと思います!

いわゆるヘタウマと言われる部類ですが、絵のゆるさとユーモアがマッチしており楽しく読むことができます。

完全ヒップホップというよりはクラブDJが主題ですので、ヒップホップ以外のジャンルの曲も出てきて楽しいですよ!

おまけ要素として用語解説やレコードの紹介もあり、そちらも良きです!

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以上、7作品を紹介しました!

どれもおすすめですので、気になったものから読んでみてくださいね!